『ゲイ術 三昧の日々』

このブログは、管理人(ゲイです)の『オペラ』に関する個人的な備忘録です。そして、もう一つ、日々の感慨の記録です。

最近、観た映画

蜷川マクベス!

内野聖陽の『ハムレット』

2017年の花見は

とにかく疲れました。マーラーの6番。

東京都写真美術館で『映画 冥途の飛脚』。最低!

恵比寿ガーデンシネマで『フェリーニの道化師』を観た!

岩波ホールで、『家族の肖像』を観た!

久しぶりの文楽 『冥途の飛脚』

朝、むかつくマンションの管理組合理事会があり、 そのムカムカを振り払おうと、半蔵門の国立劇場に向かった。 悲しい物語を、太三味線と、思い入れタップリの太夫の声で語られると、 カタルシスで、スッキリするだろうと、いそいそ向かった。 若いころ、文…

期待外れの『クラナッハ展』

クラナッハ。 ボクは、クラーナハという文字面で記憶していた。 「ッ」の促音のイメージより、「-」の棒引きの見た目のほうが、この画家の画風には、似合っていると、勝手に思うのだが。。。。。 実は、ボク、この画家のことが、高校生の頃から気になってい…

母を失った、2度目の正月

洗足学園音楽大学の『大峡谷』

井上道義のパフォーマンスたっぷりの『大渓谷』は、まあ、よかった。 演奏に感動ってより、井上道義の指揮の動きに感心した。 演奏は、洗足学園音楽大学。 同日の演奏、井上良和指揮、東邦音大の『英雄』は、16小節ぐらいで眠ってしまったので、良し悪しは…

子供騙しの『五日物語』

東京芸術大学の『シュスタコーヴィッチ8番』

東京芸術大学の『シェスタコーヴィッチ 8番』は、よかった。 ボクは、無類のシャエスタコ贔屓なのだ。『 弦楽四重奏8番』『ヴァイオリン協奏曲1番』『ムチェンス郡のマクベス婦人』『交響曲9番 15番』などが、大好きである。 そんな中でも飛びぬけて好…

ブリテン『ベニスに死す』 160

アッシェンバッハ…ハンス・シェプフリン 旅人、他………スコット・ヘンドリックス アポロの声…………………カルロス・メナ 旅行窓口の英国人受付…リー・メルローズ ヴェネツィアのガイド…リー・メルローズ タジオ………………………ウリ・キルシュ 物乞いの女…クラウディア・シ…

やっと観た『日本のいちばん長い日』

『日本のいちばん長い日』の昔の映画を、なんとなくいい映画だったような、と記憶していた。もう一回、観てみたい。 新しい『日本のいちばん長い日』を観た。 もう少し、整然と流れが理解できるように構成して欲しかった。 画像は申し分ない。綺麗だった。 …

『アルタセルセ』 159

レオナルド ヴィンチ アルタセルセ ㊚ フィリップ・ジャルスキー CTマンダーネ ㊛ マックス・エマニュエル・チェンチッチ CTアルバーチェ ㊚ フランコ・ファジョーリ CTセミーラ ㊛ ヴェラール・バルナ=サバドゥス CTメガビーゼ ㊚ ユーリィ・ミネンコ CTア…

『インテルメッゾ』 158

2016年 6月 20日鑑賞 ハンニー・シュテフェク - Hanny Steffek (ソプラノ) ヘルマン・プライ - Hermann Prey (バス・バリトン) アニー・フェルベルマイヤー - Anny Felbermayer (ソプラノ) フェリー・グルーバー - Ferry Gruber (テノール) アルフレ…

マイヤーの『トリスタンとイゾルデ』 157

157、2016年6月21日 ジョン・フレデリック・ウェスト(トリスタン) ヴァルトラウト・マイヤー(イゾルデ) クルト・モル(マルケ王) ベルント・ヴァイクル(クルヴェナール) マルヤナ・リポヴシェク(ブランゲーネ)、他 バイエルン国立歌劇場…

久々の能鑑賞『小鍛冶』2016/6/15

能「小鍛冶」は祝言性の高い切能の傑作である。わかりやすい筋書きに沿って、動きのある舞が華やかな舞台効果を作り上げる。囃子方と謡も軽快でリズミカルだ。全曲を通じて観客を飽きさせることがなく、現在でも人気曲の一つとなっている。始めて能を見る人…

黛の『金閣寺』 156

作曲:黛 敏郎原作:三島由紀夫台本:クラウス・H・ヘンネベルグ原語:ドイツ語演出:ヴィンフリート・バウェルンファイント(ベルリン・ドイツ・オペラ歌劇場 第一演出家)1997年11月29日(土)18:00開演 大阪音楽大学カレッジ・オペラハウス 指揮:…

カラヴァッジョを見に行った

デレク・ジャーマンの映画で、ガラヴァッジョの名を知った。 今から25年前のことだ。 正直、当時、ボクのオツムは、あの巣晴らし映画を消化することが、できなかった。 閑話休題。 (本物が来ていることを信じての話だが)実物のガラヴァッジョを目の当た…

白鳥の湖 見比べ

なんと、『白鳥の湖』の初演は、失敗に終わった。 1877年、モスクワのボリショイ劇場でのことだ。 成功を収めたのは、1894年ペテルブルクのマリインスキー劇場での、チャイコフスキー追悼公演であった。 レフ・イワーノフ振付演出の第2幕のみが上演され、始…

大河ドラマ 『吉宗』

吉宗が将軍になるまでは、よかった。 西田より、綱吉を役った津川雅彦の存在感、これが圧倒的であった。

久々にオペラ ラフマニノフ『アレコ』 ベルク:歌劇『ヴォツェック』全曲 154 155

久々に、オペラを見た。 まず、ラフマニノフの『アレコ』を鑑賞した。 しかし、中途半端なオペラであった。『エフゲニー オネーギン』に似ていたが、非。 ラフマニノフ20歳の若年作品であるからかもしれないが、チャイコフスキーとの力量の差が歴然。 ただ…

大昔の大河ドラマ 2本

『国取り物語』昔の役者の演技、またドラマの演出。今の、それが目に慣れているので、稚拙に見える。ただ、昔の役者は、物凄い癖がある。アクが強いのだ。存在感があると言えば、それ、だぁ。 『樅の木は残った』面白くない。

デレク ジャーマン

デレク ジャーマンの映画。 この監督の名前を耳にするだけで、29歳の頃のボクに戻る。 確か、19歳の東大生と付き合っていたなぁ。 一番面白かったと記憶している『エダワード2世』は今回、観れなかった。 『カラヴァッジョ』は。 今回、改めて観たが、…

大河ドラマ

『北条時宗』和泉元彌が嫌いなので、見ることを避けていた。やはり、好きになれなかった。下手だしね。まあ、この『北条時宗』に出ていた頃は、そこそこ、一生懸命さもあり、今ほど嫌悪感はおきなかったけど。 ただ、ドラマ自体はよかった。鎌倉中期の幕府の…

『黄金の日々』で感じた歌舞伎役者の演技

僕が観た中での話だが、歌舞伎役者がドラマや映画で、ナチュラルな演技をしようとしても、どうしても、梨園の変な癖が出る場合が多い。 そんな中で、割と、歌舞伎臭を出さないのが、市川海老蔵、先日他界した坂東三津五郎、片岡仁左衛門。この辺りかなぁ〜。…

ちょっと、中途半端な映画であった『刺青』。

増村保造監督の作品。 この映画は、谷崎の短編小説『刺青』と中編『お艶殺し』を織り交ぜての、ストーリーであった。 厳しく言えば、「うぅぅ〜」だが、まあまあ悪くはない。 文化文政期の雰囲気が細かく描かれていた。 ただ、化粧が今ひとつであった。 これ…