2014-12-31から1日間の記事一覧
川端文学は、僕個人の思いでは、 高校生の頃の、いささか病的な、痛んだ心の琴線に、 よく和して響きあっていた世界だなぁ〜、となる。 あの頃は、川端の幻想的な映像世界に惑溺していただけだった。 が、今となれば、登場人物の、屈折した気持ちや行動を、…
実家の母のもとで、今年も大晦日を迎えた。 中年、いや初老に近づいた息子でも、 手元でゴロゴロしているだけで、母性は活き活きと蘇るものだなぁと、 老母を見ていて、そんなふうに、思う。 そんな大晦日。 ものすごいヒマ。 中央公論の『日本の歴史Ⅰ』を読…
ボクが観たなかで、気に入った演技を下に挙げますね。 演技ですからね。役者そものもではないですからね。間違わないでね。 嵌り役であっただけ、あるいは、偶々まぐれ、ってこと、よくありますからね。 1、映画 『恍惚の人』浦辺粂子 『どん底』山田五十鈴…