『ゲイ術 三昧の日々』

このブログは、管理人(ゲイです)の『オペラ』に関する個人的な備忘録です。そして、もう一つ、日々の感慨の記録です。

フイ・ヘー  『マダム・バタフライ』 32

32、『マダム・バタフライ』   2013/2/16  1904年初演  46歳

ジャコモ・プッチーニ(1858~1924)
チッタ リリカ管弦楽団 合唱団 蝶々夫人… フイ・ヘー    ピンカートン・・・ティト・ベルトラン
高校生の時、三枚組みで\7,800-の高価なレコードを買った、そのオペラが、『カラヤンのマダム・バタフライ』。
団子で獅子鼻の、ミレッラ・フレーニ蝶々夫人を歌っていた。
その昔、山本直純の『オーケストラがやって来た』で、『蝶々夫人』の粗筋を音楽つきで観てから、虜になってレコードを購入したのが、30年以上も昔。

あれから30年の年月が経過して、僕の中では、プッチーニの甘味なメロディーは安っぽいセンチメンタルに変わり、悲劇はお馬鹿な茶番劇に変わりました。

また、中国人のフイ・ヘーが、肥満した体で、ドタバタドタバタと舞台を歩き、動作のたびに「ドッコイショ」と声が聞こえそうな感じがして、げんなり。

ヴェルディとともに、嫌いな作曲家になるか。