『ゲイ術 三昧の日々』

このブログは、管理人(ゲイです)の『オペラ』に関する個人的な備忘録です。そして、もう一つ、日々の感慨の記録です。

ヘルマン・プライ 『セヴィリアの理髪師 Il Barbiere di Siviglia 』映画版 34

34、『セヴィリアの理髪師 Il Barbiere di Siviglia 』 2013/2/19~22 

1816年初演 24歳  1816年2月20日/ローマ・アルジェンティーナ歌劇場

ジョアキーノ・ロッシーニ(1792~1868)
アルマヴィーヴァ伯爵…ルイジ・アルヴァ(テノール)、バルトロ…エンツォ・ダーラ(バス)、ロジーナ…テレサ・ベルガンサ(メッゾ・ソプラノ)、フィガロヘルマン・プライ(バリトン)、バジリオ…パオロ・モンタルソロ(バス)、フィオレルロ…レナート・チェザーリ(ソプラノ)、ベルタ…ステファニア・マラグー(ソプラノ) 他

ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団、指揮:クラウディオ・アバド、演出:ジャン=ピエール・ポネル

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2月21日の朝、『セヴィリアの理髪師』を見ていたら、なんだか、気持ち悪くなった。

ヘルマン・プライ が、くどくて嫌いだ。ギョロギョロした容姿も、粘着テープ(ハエ取り紙)のような演技も嫌い。
その後、トーマス・ディアスの『Powder Her Face』を少し観て、気分転換をしてみたが、気持ち悪さが治らず、なんだか、オペラ・マイブームを、少し休んだほうがよさそうと判断した。

22日の朝、結局見終えた。ロジーナにあれほど執着するバルトロが、あっさりと金でロジーナを譲るところが、ドンデン返しになっている意図(本当にそこが意図なら、シャレていていいのだが)が分かり、少しは面白さを感じた。しかし、ウンチャカ ウンチャカと、うるさかった。