『ゲイ術 三昧の日々』

このブログは、管理人(ゲイです)の『オペラ』に関する個人的な備忘録です。そして、もう一つ、日々の感慨の記録です。

ドレスデン国立歌劇場  『パルジファル』 35

35、『パルジファル』 2013/2/21~26  1865年 52歳 1882年初演

リヒャルト・ワーグナー(1813~1883)
ドレスデン・シュターツカペレ(ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 ドイツ・ドレスデンに本拠を置く歌劇場(ゼンパー・オーパー)専属オーケストラである。あ1548年設立。ザクセン侯の宮廷楽団として、デンマーク王立管弦楽団・・1448年設立・・につぐ歴史がある。)

指揮 準・メルクル
パルジファルT):ロバート・ギャンビル アン(アム)フォルタス(Br):アランタイタス グルネマンツ(Bs):クルト・リードゥル

クンドリ(S)ペトラ・ラング ティトゥレル(B):ジャック・グレッグ・ベロボ  クリングゾル(B) :ギュンター・フォン・カンネン

2006年

これ見よがしのメロディーや、こけおどしのオーケストレーションなどがなく、タンタンとして衒いなく、かといって飽きがこない、流石は晩年のワーグナーだなぁと関心した。

ところで、ヨーロッパの人間は、東洋の人間に比べると、奇跡に対して感じ方がちがうようだ。
奇跡に神の匂いがするのがヨーロッパ人、奇跡に胡散臭さを感じるのが東洋人かもしれない。
この奇跡に関する物語を、いかにもワーグナー好みに作り上げている。
演出がよくなかった。歌や音楽はよかったのだが。。。。。
ロバート・ギャンビルの評判は芳しくないが、自分はそんなに悪いとは思わなかった。
歌手は全体的によかった。