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『ゲイ術 三昧の日々』

このブログは、管理人(ゲイです)の『オペラ』に関する個人的な備忘録です。そして、もう一つ、日々の感慨の記録です。

リッカルド・ムーティ  『ファルスタッフ』 50

50、『ファルスタッフ』  2013/3/15~16   1893年 作曲・初演   80歳

ジョゼッペ・ヴェルディ(1813~1901)
リッカルド・ムーティ指揮 ミラノ・スカラ座 ヴェルディ劇場公演ライブ ルッジェーロ・カップッチョ演出 2001年4月
ファルスタッフ:アンブロージョ・マエストリ  アリーチェ:バルバラフリットーリ  フォード:ロベルト・フロンターリ
ナネッタ:インヴァ・ムーラ  フェントン:ファン ディエゴ・フローレス  クイックリー:ベルナデッラ・マンカ・ディ・ニッサ

メグ:アンナ・カテリーナ・アントナッチ  カイウス:エルネスト・カヴァッツィ  バルドルフォ:パオロ・バルバチーニ
ピストーラ:ルイージ・ローニ

これがヴェルディの80歳の時のオペラかと、感無量でした。
ヴェルディ劇場という、小さな舞台での公演であり、装置も書割であったけど、このオペラの雰囲気と言うか、老人ヴェルディの肩の力の抜けた衒いのない自然な雰囲気が充分に出て、かえってやさしく語りかけてくれるようなオペラだった。

確かに、ラストの「人生すべて冗談」はモーツアルトのジュピターに似ていた。
そんなにジュピターはカリスマ性のある音楽なのかなぁ?オペラの後に久々に聴いてみたが、中学生の時から40年近く聞き続けたあのフーガに、改めての感慨はなかった。

しかしこのオペラの音は、ヴェルディらしい声楽フーガの醍醐味があり、大変よかった。また20世紀の響きでもあり、流石にヴェルディだけあって抜け目ないと思った。

女声は6/8拍子、男声は2/2拍子の複雑なリズムの重唱なども凄く、結構、歌手にとっては大変なオペラではないかと思った。

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