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『ゲイ術 三昧の日々』

このブログは、管理人(ゲイです)の『オペラ』に関する個人的な備忘録です。そして、もう一つ、日々の感慨の記録です。

ミラノ・スカラ  『マクベス』 51

51、『マクベス』 2013/3/16~19   1847年作 34歳   1865年改訂 52歳

ジョゼッペ・ヴェルディ(1813~1901)
リッカルド・ムーティ指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団  演出:グラハム・ヴィック 1997.12.16のミラノスカラ座の公演を収録
マクベス(Bar) :レナート・ブルゾン  マクベス夫人(Sop) :マリア・グレーギナ  バンコー:(Bas) カルロ・コロンバーナ
マクドフ(Tr):ロベルト・アラグナ    マルコム(Tr):ファビオ・サルトリ(Tr)

ヴェルディが若いためか、あるいは当時の流行なのか分からないが、マクベスにしてはロマンティックすぎる。もっとオドロオドロシイ音楽とアンサンブルの構成でなければ迫力がでない。夫人が狂気を帯びるところも、叙情的で甘すぎる。

マクベスが滅びるところは、イタリア独立の気運ゆえか、愛国心を引き立てるような安っぽい偽善に満ちていてゲンナリした。
パリ好みのバレエ音楽にも粘着力がなくマクベスらしくない。
舞台は、大嫌いな抽象的な舞台。金がかからないし、何でもありで頭も使わない。勉強も必要なし、で、こういった舞台が嫌いである。相当の感性に自信がないとやってはいけない舞台である。

 

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