メトロ 『イドメネオ Idomeneo 』 83
83、『イドメネオ』 2013年 5月 10日 初演:1781年1月29日ミュンヘン宮廷歌劇場 25歳
ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルト(1756~1791)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団 ジェームズ・レヴァイン(指揮) 演出・衣装・装置:ジャン=ピエール・ポネル
映像監督:ブライアン・ラージ 収録:1982年11月6日 メトロポリタン歌劇場[ライヴ]
ルチアーノ・パヴァロッティ(T:イドメネオ) ヒルデガルト・ベーレンス(S:エレットラ) イレアナ・コトルバス(S:イリア)
フレデリカ・フォン・シュターデ(M:イダマンテ) ジョン・アレクザンダー(T:アルバーチェ)
ティモシー・ジェンキンズ(B:祭司長) リチャード・J.クラーク(B:神の声)
最初、全く期待市内で観始めたのであるが、これがなかなか、素晴らしいオペラで、感動しております。
ストーリーは、いまひとつどころか、まったくダメであるが、音楽が素晴らしい。特に歌手の技巧を見せるためのオペラの要素が強く、それが、全体に緊張感を与えていて、ラストのエレクトラ(ヒルデガルト・ベーレンス)が、すさまじい歌唱力・演技力・ルックスで、最高であった。『コジ・ファン・トゥッテ』や、『皇帝ティートの慈悲』『魔笛』などよりいいと思った。