ジョーン・アンダーソン 『ノルマ』 114
114、『ノルマ』 2013/7/19 初演:1831年12月26日ミラノ・スカラ座
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ (伊1801-1835)
指揮:ファビオ・ビオンディ、エウローパ・ガランテ/ 合唱指揮:マルティノ・ファッジャーニ / 合唱:ヴェルディ・フェスティバル合唱団/演出:ロベルト・アンド / 装置:ジョヴァンニ・カルルッチョ / 衣装:ナナ・レッキ / 照明:グイド・レヴィ 2001年3月7日パルマ王立劇場(テアトロ・レージョ)におけるライヴ。
ノルマ:ジューン・アンダーソン / アダルジーザ:ダニエラ・バルチェッローナ / ポリオーネ:シン・ヨン・フン / オロヴェーゾ:イルダール・アブドラザコフ / クロティルデ:スヴェトラーナ・イグナトヴィチ / フラーヴィオ:レオナルド・メラーニ
ノルマを歌う歌手さえよければ、プリマさえよければ、それで合格のオペラではある。そう言う意味では、ジョーン・アンダーソンがよかったので、このオペラとしては満足しなければならない部類の舞台であった。
しかし、変なストーリーである。ノルマは、ただのふしだらな女なのに、どうして、このように叙情的に美化されるのか。