マイブーム ラモー 『レ・パラダン(遍歴騎士)Les Paladins』 142
『レ・パラダン(遍歴騎士)Les Paladins』 142
ジャン=フィリップ・ラモー 仏 (1683~1764)
レザール・フロリサン(演奏) ウィリアム・クリスティ(指揮) 振付:ジョゼ・モンタルヴォ、ドミニク・エルヴュ
演出:ジョゼ・モンタルヴォ ライヴ収録: 2004年、パリ、シャトレ座: パリ音楽劇場
アティス:トピ・レティプー アルジ:ステファニー・ドゥストラック オルカン:ロラン・ナウリ ネリーヌ:サンドリーヌ・ピオー アンセルム:ルネ・シレール マント:フランソワ・ピオリーノ
ラモーが世に送った30作以上ものオペラのうち、その存命中に初演された最後の一作となった全3幕のコメディ・リリック『レ・パラダン』。76歳の筆とは思えない瑞々しい生気に溢れた、ウィット溢れるコミカルタッチの傑作です。
ヴェルディーも、モーツアルトも、プッチーニも、みんな最後のオペラは悲劇でない。最晩年の境地なのだろうか、これは。