元旦に、観た、映画、二本
2014年の初日は、岡山で迎えた。
岡山は、東京に比べたら、刺激は少なく、時間がいつまで経っても、減りません。
朝から、映画の日にかこつけ、暇に任せて、映画を二本、観てきました。
田中光敏の監督の『利休にたずねよ』は、熊井啓の『本覚坊遺文』や、勅使河原宏の『利休』よりはよかったように思う。
ちゃんと、小田原征伐では、丸卓が使われていたし、桜も、染井吉野ではなかった。
意地悪くチェックしていてごめんなさいね。
市川海老蔵が、なんたっていい。
本当に、花のある役者である。
檀レイのネネもよかった。
ネネは多分、あのような冷酷な女であったと想像する。
三谷幸喜の『清州会議』もよかった。
松山ケンイチは、下手。それ以外は満足。
役所広司は、もの凄く演技が上手い。現在の役者の中では、ピカ一かと思う。
歴史考証もよく出来ていて、満足の作品であった。
蛇足だが、『清州会議』と、『利休にたずねよ』では、『清州会議』のほうが、ずっとよかった。