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『ゲイ術 三昧の日々』

このブログは、管理人(ゲイです)の『オペラ』に関する個人的な備忘録です。そして、もう一つ、日々の感慨の記録です。

何だか、飽きてきたし、空虚と孤独!

ボクは、割と、凝り性である。

自分なりに満足でききるまで、徹底して物事を追及しようとする、(ボクから見れば)悪質な面を持っている。

性急に、集中して、興味を持った対象にぶつかる。

であるから、対象のおぼろげな全体像を把握するのに、そんなに時間がかからない。

そして、興味の対象は幅広い。

今は、『物理』がマイブームだ。

理系の大学を卒業したのだから、学生時代にもっと『物理』に開眼しておけばよかったと反省している。

面白い、とにかく面白い。もっと詳しく知りたい。もっと深く、もっと広く。

こんな状態で、集中して、性急に、興味を持った対象にぶつかる。

そして、あるいは「しかし」と言ったほうがいいか、飽きが来るのも、早い。

集中と、飽きの繰り返し。

まま、その繰り返しのお蔭か、ボクには異常な感性が培われた。

ここから悲劇が始まったのだ。

話が、人と合わなくなってきたのだ。

いや、誰しも、自分と一致した感情の共有など、出来ないだろう。

ウイットやユーモアーを漂わせ、その場を誤魔化し人を楽しませることは、お手の物だ。

ただそこには、計算高い厭らしい心根の密林が広がっているだけ。

気分が悪くなる。

ああ、少年の頃のような、心底、面白可笑しかった時間が持てなくなった。

まま、そんな少年のような、天真爛漫さなど、50を越えた人間に期待するほうが、馬鹿げた考えなのは確かだ。でも、しかし、と我儘の心が叫ぶ。

でも、しかし、ボクは、面白、可笑しいものを、持っている。知っている。

だから、その面白可笑しいものを語り、弄びたい。誰かと。

しかし、共有できる人は、なかなか見つからない。

人は、ボクのような人間を、気難しい人と言う。

しかし、陽春白雪。陽春白雪。

そこに拍車をかけたのが、好奇心と向学心を持たない人間に対する幻滅である。

知性のない人間の話の、なんと面白くないことか!

ボクの我儘な心が叫ぶ。

彼にも、幻滅。

彼女にも、幻滅。

なんだか、ディレッタンティズムが、僕の老人性頑固さを形成しそうで、怖いのである。

 

こんなことを悩む。

本当に、贅沢な日々である。

 

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 ボクのマンションのベランダから見た、富士の夕暮れ。