久々にオペラ ラフマニノフ『アレコ』 ベルク:歌劇『ヴォツェック』全曲 154 155
久々に、オペラを見た。
まず、ラフマニノフの『アレコ』を鑑賞した。
しかし、中途半端なオペラであった。『エフゲニー オネーギン』に似ていたが、非。
ラフマニノフ20歳の若年作品であるからかもしれないが、チャイコフスキーとの力量の差が歴然。
ただ、24歳でシェスタコービッチは、『ムツェンスク郡のマクベス夫人』を書いたからね。
『アレコ』は、ヴェリズモ オペラとしても、消化不良気味。
そんなムカムカ感を払拭しようと、『ヴォチェック』を見た。
これぐらいの長さのオペラはいい。(『アレコ』も短かったけど)
『ヴォチェック』は、いい作品である。フランツ・グルントヘーバー ヒルデガルト・ベーレンス は、この作品らしいいい人物の雰囲気を出していた。
演出も演奏も、よかった。
フランツ・グルントヘーバー
ヒルデガルト・ベーレンス
フィリップ・ラングリッジ
ハインツ・ツェドニク
オーゲ・ハウグランド、他
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
クラウディオ・アバド(指揮)