ブリテン『ベニスに死す』 160
- アッシェンバッハ…ハンス・シェプフリン
- 旅人、他………スコット・ヘンドリックス
- アポロの声…………………カルロス・メナ
- 旅行窓口の英国人受付…リー・メルローズ
- ヴェネツィアのガイド…リー・メルローズ
- タジオ………………………ウリ・キルシュ
- 物乞いの女…クラウディア・シュナイダー
- ポーター………………ジョゼップ・ルイス
- 刺繍売り……………ファビオラ・マジーノ
- 給仕………………エンリク・マルティネス
- 物売り……………ベゴニャ・アルベルディ
- 指揮…………セバスティアン・ヴァイグレ
- リセウ劇場オーケストラ 合唱団
- 演出…‥‥‥ヴィリー・デッカー
- 美術…ヴォルフガング・グスマン
- 衣装…ヴォルフガング・グスマン
- 照明……ハンス・テールステーデ
- 振付………アトール・ファーマー
劇場での『ベニスに死す』。
ブリテンの音は、海の臭いがして、この本によくあっている。
日本風(と言うか日本音を真似た)の旋律が、初老の男の、研ぎ澄まされた感性と自負、と、美と若さへの劣等感と敗北感という、屈折した両面をよく描写していた。
タジュは、もう少し美少年を使うべき!