コヴェント・ガーデン ドミンゴ 『オテロ』 39
39、『オテロ』 2013/3/3 ~4 1887年 初演 74歳
ジョゼッペ・ヴェルディ(1813~1901)
プラシド・ドミンゴ(オテロ) キリ・テ・カナワ(デズデーモナ) セルゲイ・レイフェルクス(ヤーゴ)
ロビン・レガーテ(カッシオ) ロデリック・アール(モンターノ) ラモン・レメディオス(ロデリーゴ)
クレア・ポウエル(エミーリア)、他 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
ゲオルク・ショルティ(指揮) 演出:エリシャ・モシンスキー
1992年10月 コヴェント・ガーデン王立歌劇場における収録
これもよかったです。
特に最初の戦争の音楽が素晴らしい。演出も、歌手も、すべてよかったです。凄いワクワクする。くどいですが、最初の演出が特に素晴らしい。
観衆の気持ちが良くわかっているなぁ、ヴェルディは。
オーケストレーションがいいんだよな。
ヴェルディは、やはりいい。
ウン・チャカ・チャ・チャでは、これもなかった。
ウン・チャカ・チャ・チャは「カヴァティーナ=カヴァレッタ形式」と呼ばれる。
アリアの前半部分には叙情的な旋律をたっぷり聞かせる「カヴァティーナ」と呼ばれる形式を配置し、それ続く後半部分にテンポの速い華やかな「カヴァレッタ」を配置するというスタイルのこと。ヴェルディの中期オペラの傑作と言えば、「トロヴァトーレ」と「トラヴィアータ」、「リゴレット」の三作品。中期オペラは、基本的には「カヴァティーナ=カヴァレッタ形式」と呼ばれる旧い形式で書かれているのが特徴である