『ゲイ術 三昧の日々』

このブログは、管理人(ゲイです)の『オペラ』に関する個人的な備忘録です。そして、もう一つ、日々の感慨の記録です。

ロッシーニの『オテロ Otello(Il Moro di Venezia)』 54

54、『オテロ  Otello(Il Moro di Venezia)』 2013/3/20  

1816年初演 24歳  1816年12月4日フォンド座Teatro La Fondo(ナポリ

ジョアキーノ・ロッシーニ(1792~1868)
指揮:ジョン・プリッチャード ライ国立交響楽団 1988年収録
オテロ:クリス・メリット ロドリーゴ:ロックウェル・ブレイク デズレモーナ:ジューン・アンダーソン
イアーゴ Ezio Di Oesare

当初、馬鹿にして見始めたのですが、これがなかなか素晴らしいオペラでした。
セヴィリアの理髪師』のイメージが強すぎたので、その延長線に考えていたオペラでしたが、幕が進むにつれて臨場感と悲劇性と緊張感が横溢してきました。

同時に叙情的な美しさも充分あって、本当に素晴らしいオペラでした。
当然、ヴェルディの『オテロ』も好きですが、二幕目以降はロッシーニの方がいいかもしれません。
台本はロッシーニのオペラの方がいいかもしれません。
とにかく、良かったです。