レオ・ヌッチ 『マクベス』 104
104、『マクベス』 2013/6/17~18 1847年作 34歳 1865年改訂 52歳
ジョゼッペ・ヴェルディ(1813~1901)
パルマ・レッジョ劇場管弦楽団&合唱団 ブルーノ・バルトレッティ(指揮) 演出:リリアーナ・カヴァーニ
装置:ダンテ・フェレッティ 衣装:アルベルト・ヴェルソ 照明:セルジョ・ロッシ 振付:アメーデオ・アモーディオ
レオ・ヌッチ(Br マクベス) シルヴィー・ヴァレル(S マクベス夫人) エンリーコ・イオーリ(Bs バンコ)
ロベルト・イウリアーノ(T マクドゥフ) ニコラ・パスコーリ(T マルコム) エンリーコ・トゥルコ(Bs 医師)
ティツィアーナ・トラモンティ(Ms マクベス夫人の侍女) ダヴィデ・ロンツォーニ(Bs 使者)
リッカルド・ディ・ステーファノ(Bs 従者) ノリス・ボルゴジェッリ(Bs 刺客)
レオ・ヌッチは、気の弱そうな男を、雰囲気よく演じている。
演出は、普通である。舞台は平面的。狭いせいもあるのかもしれない。
人物の登場の仕方が、古臭い。
シルヴィー・ヴァレルは、声が不安定でパンチがない。容貌はいいのであるが。
リッカルド・シャイー(指揮) レオ・ヌッチ(マクベス) シャーリー・ヴァーレット(マクベス夫人)のほうがよかった。
やはりマクベスが殺される前後におもしろさがない。魔女のシーンをもっと削って、充実させるべきであったかも。
魔女の合唱は、清冽すぎる。