『ゲイ術 三昧の日々』

このブログは、管理人(ゲイです)の『オペラ』に関する個人的な備忘録です。そして、もう一つ、日々の感慨の記録です。

久々のグルック 『エコーとナルシス Echo Et Narcisse: Jacobs』 144

 

「エコーとナルシス Echo Et Narcisse: Jacobs 」 

グルック (1714-1787)
ルネ・ヤーコプス指揮 コンチェルト・ケルン ハンブルク歌劇場合唱団 ゾフィー・ブーラン,デボラ・マーセル,ケルトルト・ホフシュテット,クリスティナ・ヘッグマン,ハンナ・クローゲン,エヴァ・マリア・テルッゾン(S)クルト・シュトライト,ペーター・ガイヤール(T)
グルックは、1754年にマリア・テレジアの宮廷楽長の地位を得、ウィーンに定住する。1756年にローマ教皇ベネディクトゥス14世により、黄金拍車勲章を授与される。1773年に、音楽教師として仕えていた皇女マリー・アントワネットに従い、パリに移る。
スター歌手よりも作品が重視され、レチタティーヴォはセッコを取り除いて、すべて、劇的に構成されたレチタティーヴォ・アッコンパニャートにし、演技に割り込まないようにするというのがグルックの考え。それが、オペラ改革につながった。その結果生じた、より流麗で劇的な作曲様式は、リヒャルト・ワーグナーの楽劇の先駆と看做されている。
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ウォーターハウスの絵

ナルシス関連では、最高!

ラファエル前派っぽい作品が好みだから、仕方ないね。

カラヴァッジオにも、いいナルシスの絵があるよね。