ラモー最晩年の作品・忘れられていた作品『レ・ボレアド Les Boreades』 146
『レ・ボレアド Les Boreades』
作曲:ジャン=フィリップ・ラモー/Jean ?Philippe Rameau(1683~1764)
初演:1964年10月、フランスのラジオ放送局。
舞台初演1982年7月、エクサンプロヴァンス音楽祭。
総監督:ユグ.R.ガル 演出:ロバート・カーセン 振付:エドゥアール・ロック
装置・衣裳:マイケル・レヴァイン/ 照明:ペーター・ヴァン・プリート&ロバート・カーセン
2003年4月 パリ・オペラ座(ガルニエ宮)におけるライヴ収録
指揮:ウィリアム・クリスティ 演奏:レザール・フロリサン ダンス:ラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップス
アルフィーズ:バーバラ・ボニー アバリス:ポール・アグニュー カリシス:トビー・スペンス ボリレ:ステファーヌ・ドグー ボレ:ロラン・ナウリ
アダマス、アポロン:ニコラ・リヴァンク セミル:アンナ・マリア・パンツァレッラ ニンフ:ジャエル・アッツァレッティ
ラモーの最晩年の作で、1763年に七年戦争終了の祝賀に向けて作曲。
しかし、201年もの長い間、国立図書館に眠らされていた。
老齢の翳りなど微塵も感じさせることのないみずみずしい若々しさに溢れた、ロマン派の薫りさえ醸し出す傑作である。
「北風の神ボレアスを信奉する人々(ボレアド)」の女王が、身分違いの恋を貫いて終につかみとる『愛の勝利』の物語」。