デレク ジャーマン
デレク ジャーマンの映画。
この監督の名前を耳にするだけで、29歳の頃のボクに戻る。
確か、19歳の東大生と付き合っていたなぁ。
一番面白かったと記憶している『エダワード2世』は今回、観れなかった。
『カラヴァッジョ』は。
今回、改めて観たが、いい。
パゾリーニ『デカメロン』に似ていた(『デカメロン』はジョットーだけど)が、もっと主人公がジックり描かれていた。
雰囲気もいい。
『セバスチャン』も、いい。29歳の時には、あまり感心しなかったのですがね。
付き合っていた東大生は、外センと言うこともあって、凄いエロチックって、言っていた。
今回、観て、本当だ!、と思った。
『ヴィトゲンシュタイン』は、いただけなかった。
ジャーマンは、無理してこの哲学者の映画を作った、そんな感じだ。
東大生と、当時、デレク ジャーマンの映画を観るために、
何度、渋谷の地下の映画館に行ったことか!
『ブルー』なんて言う、訳の分からない映画も観た、なぁ。
途中、寝たけどね!