カラヤン 『マダム・バタフライ』 105
105、『マダム・バタフライ』 2013/6/9 1904年初演 46歳
ジャコモ・プッチーニ(1858~1924)
ウィーン国立歌劇場合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
演出・装置・シナリオ:ジャン=ピエール・ポネル 制作:1974年11-12月 ベルリン
蝶々夫人:ミレッラ・フレーニ(S) ピンカートン:プラシド・ドミンゴ(T) スズキ:クリスタ・ルートヴィヒ(M)
シャープレス:ロバート・カーンズ(Br) ゴロー:ミシェル・セネシャル(T) 僧侶:マリウス・リンツラー(Br)
ケート・ピンカートン:エリケ・シャリィ(M)
これも映画版です。
高校生の時にレコードを買った、あの映画版です。
流石に、ミレッラ・フレーニは上手いし、カラヤンとウィーンフィルの響きは素晴らしい。
映画ならではの、表情アップも効果的。靄のかかった画面も効果的。
ただ、あまりにも仰天動地の演出は行き過ぎかも。
HMVのコメントにメルヘンとして捕らえれば、いい、とあって、少し納得はしているが、それでも行き過ぎの演出かもしれない。せめて、桟のある障子にしてほしい。布袋様のようなものが鎮座する仏壇のようなものもいただけない。歌舞伎役者のような神官には、本当に驚いた。