スカラ座 『メフィストフェーレ』 112
112、『メフィストフェーレ』 2013/7/12
1868年5月5日 ミラノ・スカラ座 初演 1876年と1881年の大改訂があった。
アッリーゴ・ボーイト(Arrigo Boito, 1842年2月24日 - 1918年6月10日 イタリア)
ヴェルディの「シモン・ボッカネグラ」「オテロ」「ファルスタッフ」の台本作家。
アレナ(マウリチオ)(指揮) サンフランシスコ・オペラ合唱団&オーケストラ
リミ(サムエル)(メフィストペッレ) ベナツコバ(ガブリエラ)(マルゲリッタ、エレナ) オニル(デニス)(ファウスト)
クリスティン(ユティト)(マルタ) マンハルト(エミリ)(タンタリス) ハーパー(ダグラサー)(ネレオ)
オペラ自体は、2ランクぐらい下のオペラです。
ゲーテな深いテーマを充分に汲み取っている本でもないようです。グノーの『ファウスト』よりは、ましでしたが。
それより、狭い舞台で精一杯努力をして、空間と演出の効果を出そうとしている姿勢が小気味よく、またその努力が功を奏しているのも、いい感じであった。