『ゲイ術 三昧の日々』

このブログは、管理人(ゲイです)の『オペラ』に関する個人的な備忘録です。そして、もう一つ、日々の感慨の記録です。

ヴィスコンティの影響で、ワーグナー2本 150 151

ヴィスコンティの影響で、ワーグナが聴きたくなり、ルードリッヒを気取って観てみました。

ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』全曲
トリスタン:ルネ・コロ(テノールヴァーグナー作曲の歌劇・楽劇における英雄的な役どころを演じるのに適した声質をもつテノールのことを「ヘルデンテノール」(独: Heldentenorから)
マルケ王:マッティ・サルミネン(バス) 

イゾルデ:ヨハンナ・マイアー(ソプラノ)  

クルヴェナール:ヘルマン・ベヒト(バリトン
メロート:ローベルト・シュンク(テノール)  

ブランゲーネ:ハンナ・シュヴァルツ(メゾ・ソプラノ)、他
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団  ダニエル・バレンボイム(指揮)  

演出・舞台装置・衣装:ジャン=ピエール・ポネル
映像監督:ブライアン・ラージ  収録:1983年、バイロイト祝祭劇場
いまや伝説となったこの舞台である。

3幕の演出は、奇をてらい過ぎです。

実際はイゾルデは来なくて、すべてはトリスタンの幻影であったという解釈。

これはやり過ぎです。

ルネ・コロの声は、甘く退廃的と聞いていたのだが、そのようには思わなかった。

 

 

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ワーグナー:歌劇《ローエングリン》全曲

演出:ヴォルフガング・ウェーバー
出演:プラシド・ドミンゴローエングリン)/シェリル・ステューダー(エルザ)/ハートゥムート・ウエルカー(テルラムント)/ドゥーニャ・ヴェイソヴィッチ(オルトルート)/ロバート・ロイド(国王ハインリヒ)演奏:ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1990年1月28日
ウィーン国立歌劇場  指揮:クライディオ・アバド

アバドの爽快な音と、元気溌剌のドミンゴの張りのある声がよかった。

 

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