久しぶりにオペラ 『ポーギーとベス』 152
『Porgy and Bess』
ジョージ・ガーシュウィン George Gershwin(1898-1937)
初演:1935年9月ボストンのコロニアル劇場
ポーギー:ウイラード・ホワイト
ベス:シンシア・ヘイモン
クラウン :グレッグ・ベイカー
セリーナ:シンシア・クラーリ
クララ:ポーラ・イングラム
グラインドボーン音楽祭合唱団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル(指揮)
トレヴァー・ナン(演出)
映像収録:1992年11、12月、シェパートン・スタジオ、ロンドン
音声収録:1988年2月、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン
歴史に名を連ねたオペラ作品に較べると、サウンドとしての複雑さに、やや欠けていた。悪い訳ではないが、オペラとして聴くのは、偉大なるガーシュインに失礼ではないかと思った。
ラヴェル、ドビッシー、プーランク、シェスタコーヴィッチや、ブリテンとは、明らかに違った方向のものであった。
何度も繰り返し、いろいろな舞台を観たいといったオペラではない。ボクには。