ボローニャ歌劇場 『清教徒』 33
33、『清教徒』 2013/2/18~19 1835年初演 34歳
ベルリーニ OR ベッリーニ(1801-1835)
ミケーレ・マリオッティ(指揮) ボローニャ歌劇場管弦楽団&合唱団 演出:ピエルルイジ・ピエラッリ
収録場所:ボローニャ市立劇場(ライヴ) 収録時期:2009年1月
フアン・ディエゴ・フローレス(テノール:アルトゥーロ) ニノ・マチャイゼ(ソプラノ:エルヴィーラ)
イルデブランド・ダルカンジェロ(バス:ジョルジョ) ウーゴ・グアリアルド (バス:グァルティエーロ)
ガブリエレ・ヴィヴィアーニ(バリトン:リッカルド) ジャンルーカ・フローリス(テノール:ブルーノ)
ナディア・ピラッツィーニ(メゾ・ソプラノ:エンリケッタ)
ヴェルディの先輩って感じであった。特に三幕は、ヴェルディにインスピレーションを与えそうな要素がいっぱいあった。
出だしから中間にかけてはよかったのだが、最後のほうがいま一つ。
「狂乱の場」は、最高であった。エルヴィーラが登場前に袖で唄う曲。素晴らしい。狂気の雰囲気がタップリで、ベルリーニは天才なのだと実感した。袖で唄う曲としては『カバレリア ルスティカーナ』の最初のトゥリッドゥのシチリアーナと双璧ではないだろうか!
「狂乱の場」が、本当に凄い。演出はよかった。
ファン・ディエゴ・フローレスと、ニノ・マチャイゼの熱演がよかった。