『カルメン』は、やはりオペラ・コミックだね。 131
131、『カルメン Carmen』 2013/8/15 初演:1875年3月3日パリ・オペラ・コミック座
ジョルジュ・ビゼーGeorges Bizet(仏1838-1875)
[指揮]アンドリス・ネルソンス[演奏]ウィ-ン国立歌劇場管弦楽団及び同合唱団、同児童合唱団
[合唱指揮]トーマス・ラング[収録]2010年5月ウィーン国立歌劇場
ウィーン国立歌劇場バレエ団、ウィーン・フォルクスオーパー・バレエ団
[演出&装置]フランコ・ゼッフィレッリ[衣裳]レオ・ベイ[照明]ルドルフ・フィッシャー[振付]カリーナ・サルキッソヴァ
ナディア・クラステヴァ(カルメン/メゾ・ソプラノ) マッシモ・ジョルダーノ(ドン・ホセ/テノール)
イルデブランド・ダルカンジェロ(エスカミーリョ/バス・バリトン) アンナ・ネトレプコ(ミカエラ/ソプラノ)
アニタ・ハルティヒ(フラスキータ/ソプラノ) ゾリャーナ・クシュプラー(メルセデス/メゾ・ソプラノ)
アレクサンドル・モイシュク(スニガ/バス) アドリアン・エロード(モラレス/バリトン)
ヘルヴィヒ・ペコラーロ(レメンダード/テノール) ヤン・テジュン(ダンカイロ/バリトン)
カリーナ・サルキッソヴァ(ダンサー)ミハイル・ソスノフスキ(ダンサー)
ナディア・クラステヴァの演技も雰囲気も歌もよくなかった。もっと、アバズレをやらないと迫力がでない。
エスカミーリョのイルデブランド・ダルカンジェロは音程を何度も外していた。ホセのマッシモ・ジョルダーノはオーラがない。アンナ・ネトレプコが一番ましで、見るに耐えた。
ゼフィレッリの舞台だというが、やや立体感に欠けていたし、カルメンならではのケレンミがなかった。
あと、やはりこのオペラは、オペラ・コミックで、レチタティーヴォの仕上げには違和感を感じた。